健康経営優良法人に認定されている企業は、どのような取り組みを行っているのでしょうか。
先日、健康経営優良法人に認定された企業の事例をいくつか読みました。
製造業、医療IT企業、環境インフラ企業、建設関連企業など業種はさまざまです。しかし、事例を読み進めるうちに、ある共通点が見えてきました。
それは、特別な施策を実施しているというよりも、「健康づくりを継続する仕組み」を持っているということです。
今回は事例から見えてきた共通点を3つご紹介します。
特別な施策より、地道な取り組みを継続している
健康経営というと、
- 社員食堂の導入
- ジム利用補助
- 豪華な福利厚生
をイメージする方もいるかもしれません。
実際、事例の中には駅伝への参加や血管年齢測定、管理栄養士監修のお弁当プログラム、プロを招いた運動レッスンなど、かなり手厚い取り組みをしている企業もありました。
でも、そういう企業がまず土台にしていたのは、実はもっと地味な施策でした。
- 健康診断・人間ドックの受診率100%を推進
- 健康アンケートの実施
- 産業医・保健師への相談窓口の設置
- ストレスチェック
- 健康情報のチラシ配布
こうした施策は、予算をかけなくても今日から始められます。
その上で、余力がある企業は、社食プログラムやウェアラブル端末の配布、専門家を招いたイベントなど、独自色のある取り組みを重ねていました。
つまり構造としては、
「基本を徹底する」→「余力があれば独自の工夫を足す」
という2段構えです。派手な施策そのものが健康経営の本質ではなく、まず基本を継続できる仕組みがあること。そこに乗せる形で、各社なりの工夫が生きてくる、ということなんだと思います。
業種・企業規模を問わず取り組める
今回紹介されていた企業は、
- 電気通信工事会社
- 金属製品メーカー
- 廃棄物収集運搬業
- 医療機関
- 医療IT企業
などさまざまでした。
つまり、健康経営は特定の業界だけのものではありません。
企業ごとに内容は異なりますが、
「従業員が健康で長く働ける環境をつくる」
という目的は共通しています。
健康経営優良法人の認定企業を見ると、「大企業だからできる」というよりも、「自社に合った方法を続けている」と表現した方が近いかもしれません。
従業員との接点を、仕組みとして継続している
今回の事例で最も印象に残ったのがこの点です。
認定企業の多くは、
- 健康アンケート
- ウォーキングイベント
- 健康セミナー
- 健康情報の配信
- 保健師との面談
などを通じて、継続的に従業員と接点を持っています。
衛生委員会の配信や社内周知も、健康づくりを継続するための大切な接点の一つです。
一度だけ実施して終わりではありません。
「健康について考えるきっかけ」を何度も提供しているのです。
従業員は日々の業務で忙しく、健康の優先順位が下がってしまうこともあります。
だからこそ、定期的な情報発信や声かけが重要なのだと思います。
健康経営担当者の悩みは「施策不足」ではないのかもしれない
健康経営に取り組む企業の担当者からは、
「何をやればいいかわからない」
という声をよく聞きます。
しかし今回の事例を見て感じたのは、
課題は施策不足ではなく、
「どう継続するか」
なのではないかということです。
健康情報を届ける。
従業員の状態を把握する。
行動変容を促す。
こうした取り組みを無理なく続けられる仕組みがあってこそ、健康経営は職場に根付いていきます。
まとめ
健康経営優良法人の事例を読むと、特別な施策よりも次の3つが共通していました。
- 基本を徹底し、余力に応じて独自の工夫を重ねている
- 業種や規模に関係なく実践している
- 従業員との接点を定期的に持っている
健康経営は、一部の先進企業だけが行う特別な活動ではありません。
まずは予算をかけずに始められる基本施策——健診受診率100%、アンケート、相談窓口の設置——から着手する。
そして無理なく続ける。
そんな小さな積み重ねが、働きやすい職場づくりにつながっていくのではないでしょうか。
自社の健康経営、いまどこにいる?簡単チェック
- 健康施策は、一度きりのイベントで終わっていないか
- 予算がないことを理由に「うちには無理」と諦めていないか
- 従業員と健康について話す機会を、月1回以上つくれているか
3つとも「はい」と言えなければ、まずは自社の取り組みが、この3つのどこに当てはまるか確認してみませんか?
継続の仕組みづくりには、レポート作成の効率化も欠かせません。AIの活用方法については、こちらの記事もあわせてどうぞ。
こんな悩み、抱えていませんか?
衛生委員会や健康経営の取り組み、”届く・伝わる”形にしませんか。
Koko Supportでは、無理のない範囲でサポートしています。
\ まずは無料相談してみる /
出典:日テレNEWS NNN「従業員の健康管理が生産性の向上、企業価値を創出する!健康経営優良法人、注目の8社」(2026年7月6日)
[アーカイブ: https://web.archive.org/web/20260706153609/https://news.ntv.co.jp/category/sponsored/537e9e397a5a48e08b2ae2ecbe77be50]

